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欧米諸国で積極的に導入されるラウンドアバウト わが国では、平面交差部における出会い頭事故が後を絶たず、抜本的な対策が求められています。欧米諸国では安全、かつ効率的な交差点制御として、ラウンドアバウトが積極的に導入されています。私たち中村研究室は、日本の適所でのラウンドアバウト導入を促進し、平面交差部の性能を向上するための研究に取り組んでいます。
日本の平面交差部の現況 - 後を絶たない交通事故
ラウンドアバウトの特徴
ラウンドアバウトが適している交差点 住宅地内の交差点 ラウンドアバウトによって、安全で閑静な空間の実現が期待できます。 道路の機能が変化する交差点 市街地、住宅地の入口など土地利用境界部での適用により、道路の機能が変わることをドライバーに明示することができます。 比較的交通量の少ない郊外幹線道路相互の交差点 適度な間隔で設置することにより、速度抑制が可能となります。また、必要以上に赤信号で停止させられることもなくなります。 研究テーマ ラウンドアバウトと信号交差点の性能比較分析 ラウンドアバウト、信号交差点の性能を、遅れと交錯の量との和によって評価する手法を提案しています。 これにより、信号交差点よりもラウンドアバウトが性能上有利となる交通量条件を示しています。 ラウンドアバウト構成要素の諸元値の決定方法に関する研究 ラウンドアバウト設計アルゴリズムの構築に取り組んでいます。幾何構造条件に応じたラウンドアバウトの車両挙動のモデル化を行っています。
(最終更新日 : 2012/03/13) |
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