科目名 |
交通論 |
単位数 |
2 |
科目区分 |
専門科目 |
授業形態 |
講義 |
対象履修コース |
社会資本工学・建築学 |
開講時期 |
社会資本工学:3年前期
建築学:4年前期
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担当教官 |
中村 英樹・山本 俊行 |
必修・選択 |
選択 |
授業の概要 |
交通計画や交通管理の際に必要となる,自動車の流れなど交通現象の分析法および制御方法,交通需要の調査法,将来予測手法について講義する. |
授業の目標 |
1. 道路交通流に関して理解した上で,道路計画に必要な交通容量の計算が出来る.
2. 交通容量と交通需要に基づく適切な交通管理手法について説明が出来る.
3. 交通計画に応じた交通調査,および交通需要予測手法について説明が出来,必要な計算が出来る. |
基礎となる科目 |
都市と文明の歴史,人間活動と環境,確率と統計,社会資本計画学,空間設計学 |
関連して履修が望ましい科目 |
社会資本・空間計画学演習 |
授業内容 |
4/14 |
中村 |
交通計画や交通管理を行う交通技術者としての倫理を講義する. |
4/21 |
山本 |
交通の意義及びトリップの定義,交通体系の計画と評価について講義する. |
4/28 |
山本 |
交通調査の方法論について講義する. |
5/12 |
山本 |
交通需要予測(四段階推定法)の概要について講義する. |
5/19 |
山本 |
地域間の交通量を予測するための分布交通量モデルについて講義する. |
5/26 |
山本 |
各道路を利用する交通量を予測するための交通量配分モデルについて講義する. |
6/2 |
6/9 |
山本 |
個人の交通行動を予測するための非集計モデルについて講義する. |
6/16 |
中村 |
道路交通流の特性について講義する. |
6/23 |
中村 |
道路交通流を解析するための理論について講義する. |
6/30 |
中村 |
単位時間当たりに処理できる人・車両数を表す道路の交通容量について講義する. |
7/7 |
中村 |
交通信号制御の基礎について講義する. |
7/12 |
中村 |
信号交差点の交通容量について講義する. |
7/14 |
中村 |
円滑な交通状態を導くための交通運用とITSについて講義する. |
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期末試験を実施し,講義した内容の理解を問う. |
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教科書・参考書 |
教科書:河上省吾・松井寛著「交通工学」森北出版 |
授業の形式 |
教科書,板書およびプリントを中心として講義を進める. |
評価方法 |
レポート(25%),期末試験(75%)の結果により総合判断し,55%以上を合格とする.なお,無断欠席が1/2以上の場合は期末試験の受験を認めない. |
履修上の注意 |
なし. |
質問への対応 |
講義中の質問を歓迎する.また,時間外では特に定まったオフィスアワーは設けないが,電子メールでの質問を受け付けるほか,電子メール等でのアポイントメントにも適宜対応する.中村(内線: 2771,E-mail: nakamura@genv.nagoya-u.ac.jp),山本(内線: 4636, E-mail: yamamoto@civil.nagoya-u.ac.jp) |
メッセージ |
交通は,みなさんが日々行っている身近な行動ですが,交通計画や交通管理の手法は理論的かつ総合的なものであり,各要素についての分析方法を理解した上で,体系的に理解するよう努力して下さい. |
教育方法に関する工夫 |
実際に交通調査の被験者となり調査票への記入作業を行うことで交通調査への理解を深める他,いくつかの項目について実社会での適用事例等を紹介する. |
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